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 こんにちは、ユキです。
 今回は多色の二回目です。
 テーマとしては「ジェネラル候補のクリーチャー」とします。
 ジェネラルは大きく分けて3つに分類されます。「コンボパーツ」「殴りパーツ」「カラーマーカー」です。
 コンボパーツはそれ自体がデッキの中核となる類のカードで、コンボのパーツ、シナジーのエンジン、場にいるだけで仕事をするものです。〈火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind〉〈アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson〉〈センの三つ子/Sen Triplets〉など。

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 殴りパーツはダメージ勝ち、特にジェネラルダメージを狙うものです。大体大きいか大きくなれるものが多くなります。〈歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave〉〈数
多のラフィーク/Rafiq of the Many〉〈荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon〉など。

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 カラーマーカーは前の二つの様に「ジェネラルありき」ではなく、「色に合うジェネラル」でやりたいコンボ似合う色、使いたい色のための色合わせが多くあります。いわゆる「このジェネラルが好きだから」というのもここに入るでしょう。
 もちろんこれらは流動的です。いくつかの要素を兼ねるものもありますし、デッキ構築でいくらでも変わります。


〈光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf〉
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 能力が自己完結している上、それが生かせる様デッキを組む事が出来、コストも重すぎないのでシーンを問わず活躍出来るカードです。
 ローウィン自体は10年程前のセットですが再録があり他のフォーマットでは使われないのでシングル価格は低めです。
 ナース以外の効果でカードを捨ててもトークンは出ます。むしろ相手が自分から捨てても出ますので忘れないようにしましょう。〈サディストの催眠術師/Sadistic Hypnotist〉と組み合わせたら全プレイヤーの手札を捨てさせられます。
 色の組み合わせからマナクリーチャーを多用したウィニー系を考えますが、ドローが強すぎと言われる〈トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest〉、ワンパンで一人を沈められる〈カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher〉などとかぶる時がありますので、愛や構築で乗り越えましょう。


〈自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed〉
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 入手が簡単で滅茶苦茶強い1枚。クリーチャーでない呪文のみのデッキなど無いので大体のデッキは嫌な顔をします。特に青系とコンボ系は機能不全に陥る可能性もあります。
 呪文ごとに6点ということは7回クリーチャーでない呪文を唱えたら敗北ですので、うかつにマナアーティファクトやドロー呪文を唱えられなくなります。加えてパワー6で殴られるので想像以上に仕事をします。
 自分も被害を受けますので出来るだけクリーチャーを多く積みましょう。場が滞るので、逆に相手の展開を遅らせるカードと割り切って、一気にクリーチャーを展開し押し切るのが良いでしょう。
 上述の通り青絡みのデッキに特に刺さりますので、ジェネラルに据えても良いですし、そのままデッキに入れても使えます。


〈覇者シャルム/Sharuum the Hegemon〉
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 再録が多く、アドバンテージ源として分かりやすい強さの1枚です。アーティファクトを使い回すだけでも十分なのですが、そのためには釣る対象であるアーティファクト中心のデッキになります。
 そうなるとアーティファクト絡みの無限コンボを積みたくなり、いわゆるガチデッキへの道を踏み出す事になるのでしょうが、まずは生け贄系アーティファクトを入れて、状況によって釣るというデッキが良いのではないでしょうか。
 シャルムはいわゆる「強ジェネラル」に入ります。アーティファクトを上手く使える色と合う事が能力と嚙み合っており、多くのギミックや無限コンボを積み、マナアーティファクトで一気に加速しコンボを決めるものがほとんどです。ですのでジェネラルヘイトというゲーム開始時点で目の敵にされる場合があります。実戦投入の際はメンバーなどを見ましょう。


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