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『ヤソコン』徹底解剖!?

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最近MTGに対して色々と試行錯誤してまして、いろんなデッキを弄ってみて「やっぱりコントロールが性に合ってるな」と感じているTALです。こんにちは。


今回のPTカラデシュでみんなのアイドルマスター「ヤソ」こと八十岡翔太選手が優勝しました。 おめでとうございます!

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優勝した八十岡翔太選手と同等の存在感を示す市川ユウキさん
 

そんな「ヤソ」さんが作る「コン」トロールデッキは独創的であり、「ヤソコン」という一種のデッキブランドにまでなっています。わざわざMTG Wikiでまとめが作られているレベルであったりします。


そんな「ヤソコン」を色々分析してみよう!というのが今回の企画です。といっても、「八十岡翔太のMTG的思考を探る」みたいな重たいことはできませんので、近年のデッキだけ取り出して「こういう感じなんだね!」程度に分析していきます。



・「ヤソコン」のデッキレシピ

では、早速ですが近年のPTでtop8入りした「ヤソコン」レシピを並べてみましょう。


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3つ並べてみました。こうやって並べてみると共通点がいくつか見えてきます。



その1 土地、フィニッシャー、スペルの数

神童ジェイスの入っている②は別にして、26枚程度の土地・6〜7枚程度のフィニッシャー、というのは一緒です。そしてフィニッシャーになるクリーチャー・プレインズウォーカーは盤面を盤石にするアドバンテージソースにもなり得る点も共通しています。とはいえ、スペルで盤面をさばくコントロールだとこういう形は一般的ですね。




その2 スペルの種類

微妙な差こそあれど、種類別に分けたスペルの数も似ています。


・カウンター
①6枚(《シルムガルの嘲笑》《解消》)
②6枚(《シルムガルの嘲笑》《意思の激突》)
③6枚(《儀礼的拒否》《否認》《虚空の粉砕》)


・クリーチャー単体除去
①10枚(《胆汁病》《究極の価格》《英雄の破滅》《忌呪の発動》《残忍な切断》)
②8枚(《究極の価格》《闇の掌握》《忌呪の発動》)
③10枚(《流電砲撃》《蓄霊稲妻》《無許可の分解》《本質の摘出》)


・クリーチャー全体除去
①3枚(《命運の核心》)
②3枚(《衰滅》)
③2枚(《光輝の炎》)


・手札を整理するドローカード
①0枚(《時を超えた探索》をこれにカウントすると3枚)
②4枚(《ヴリンの神童、ジェイス》)
③3枚(《予期》)


・手札を増やすドローカード
①6枚(《ジェイスの創意》《時を超えた探索》)
②3枚(《苦い真理》《骨読み》)
③5枚(《苦い真理》《天才の片鱗》)


・手札破壊
①2枚(《思考囲い》)
②2枚(《精神背信》)
③1枚(《精神背信》)


・プレインズウォーカー
①1枚(《精霊龍、ウギン》)
②1枚(《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》)
③1枚(《秘密の解明者、ジェイス》)


以上。こう並べてみると、いつの時代も同じ役目となるカードの枚数配分がだいたい同じ、ということがわかります。ヤソコンの黄金比はこれ!っていうことなんでしょう。ここでは挙げていませんが、MTG wikiで紹介されているヤソコンのうち、スペルでコントロールする形のデッキだと、似たような比率になっていることが多いです。




ちなみに、純粋なカードアドバンテージに繋がる(可能性のある)カードの枚数を見てみると

①13枚
(《龍王シルムガル》《漂う死、シルムガル》《命運の核心》《ジェイスの創意》《時を超えた探索》《精霊龍、ウギン》)
②17枚
(《ヴリンの神童、ジェイス》《龍王オジュタイ》《龍王シルムガル》《苦い真理》《骨読み》《衰滅》《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》)
③10枚
(《奔流の機械巨人》《苦い真理》《天才の片鱗》《光輝の炎》《秘密の解明者、ジェイス》)


②はクリーチャーベースでアド稼ぎができる反面、脆いこともあってか枚数が多め、③は確実にアドバンテージに繋がるカードだけなので枚数が少な目、ってことなんですかね。というか神童ジェイスがおかしいだけかな、きっと。


 
その3 マナカーブ

クリーチャーを含めたすべてのカードのマナカーブを見てみます。


1マナ 2枚
2マナ 8枚
3マナ 7枚
4マナ 0枚
5マナ 10枚(うち1枚が《残忍な切断》)
6マナ 3枚
7マナ 0枚
8マナ 4枚(うち3枚が《時を超えた探索》)

1マナ 0枚
2マナ 17枚(うち2枚が《意思の激突》)
3マナ 6枚
4マナ 3枚
5マナ 5枚
6マナ 2枚 

1マナ 5枚
2マナ 13枚
3マナ 11枚
4マナ 2枚
5マナ 1枚
6マナ 2枚 



コントロールデッキというものは受けのデッキであり、その時の環境の速さに対応できるデッキになるため、マナカーブはその時々で多少調整されているように見受けられます。②の時代は土地の色マナ基盤がやや不安定だったため、1ターン目タップインからの2ターン目始動を前提として2マナでの有効牌が増やされています。③では、直前メタで超高速ビートダウンがピックアップされていたのと氷の中の存在を採用している兼ね合いもあってか、かなり軽い作りになっています。



③のデッキのマナカーブと、決勝とやりあったジェスカイコントロールのマナカーブを比べてみます。

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1マナ 0枚
2マナ 11枚
3マナ 7枚
4マナ 9枚(《隔離の場》を含む)
5マナ 4枚
6マナ 3枚


土地の構成や色々なところでの差異はあるとしても、ヤソコンのほうが軽さと序盤の手数が意識されているデッキになっています。どちらが優れているか、という論争は別ですが、双方が異なったアプローチで作られているデッキだと思います。どちらかといえば、ジェスカイコンのほうが古典的な感じですね。



・「ヤソコン」は専用機なのか?


「ヤソコンは扱いが難しいからヤソにしか扱えない」というのをよく耳にします。個人的には「ヤソコン」自体がそこまで扱いが難しいデッキとは思っていません。が、今回のデッキは、盤面を完全に把握するコントロールというよりは、攻守の入れ替えのタイミングに重点に置かれているコントロールだと思っているので、その点を意識すれば扱える代物だとは思います。ただ、「コントロール」というものに対してのある程度の理解は必要です。
あと《氷の中の存在》の使い方。撃つスペルの順番を意識しないと除去が空振りになったりする場面もあったり、カウンターだけ構えて動けずに終わり、みたいなことも。アドバンテージ無視で雑に裏向きにして殴ったら勝つこともあるので、そこの判断力が難しいかも。これはヤソコンが難しい、というよりは氷の中の存在の扱いが難しいだけだと思いますが…

また、デッキとしてはプロツアー専用機であり、メタが動いてもそのままでいけるデッキでもないので、そのままのコピーで勝ち続けられるものではないと思います。


コントロール自体を扱ったことがないけど、これを機会にやってみたい!というなら準優勝のジェスカイコンのほうをオススメします。こちらのほうが完全に受けに徹するデッキで、扱いやすいと思います。受けに回った時の除去、リセットボタン、そして安定感のあるフィニッシャー。わかりやすいコントロールです。



・「ヤソコン」をいじる余地はあるのか?


これは全てのデッキに言えることとは思いますが、「PTで活躍したデッキを自分なりにアレンジしました!」みたいなデッキは、特にコントロールだと大抵バランスが悪化しやすい傾向にあります。「このカードは実は強いから使ってみたぜ!」みたいなことをやって悪化させるんですよね・・・自分のことですねわかります

メタに応じて、軽量除去をもっと確実性のある重たい除去に変える、カウンターの種類を変える、というのはアリだと思いますが、それもしっかりとメタゲームがあってのことだとは思います。

ひとつだけオススメできるのは、確定カウンター枠の変更。《虚空の粉砕》は機体を含めたアーティファクト対策として《儀礼的拒否》が採用されてきていて、それが欠色カードにも刺さってくるため『有色』の確定カウンターに変えるのはアリだと思います。結構昔懐かしい感じもある《風への散乱》は久々使ってみると意外と強いもんですよ。

風への散乱



 


とりあえず大雑把にですが、こんな感じでまとめてみました。参考になるかどうかは別にして、コントロールデッキ、というかヤソさんが好きな方に少しでも役立てば幸いです。


 

※実はこの記事、PT終了直後から書き始めて、ただ仕事とかでグダグダに遅れてこのタイミングでのアップとなっています。そんな中、晴れる屋さんのTwitterにこんな告知が。


なんか気になることがあったら、本人に直接聞いたほうが早そうですね^^



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