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ちょっとした(!?)クイズの解答です。


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※ルール用語を正確には使っていません。「言葉狩り」みたいになると面倒なのであらかじめ断っておきます。問題文は過去の記事を参照ください。

















 









問1)



答え 4つ




《無情な死者》の2つの死亡時誘発能力を、


《無情な死者》を手札に戻す→《戦墓の巨人》を戦場に戻す


の順番でスタックに乗せ、《戦墓の巨人》を戦場に戻すことを先に解決します。《戦墓の巨人》が戦場に戻ってくるのは能力の解決として戻ってくるため、その時点で《無情な死者》《戦墓の巨人》共にまだ墓地にいる状態として扱われます。そのため墓地のゾンビは4体とカウントされるわけです。





問2)
 


答え 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の忠誠度を5減らす。このことによって忠誠度が0になった場合、状況起因処理によりオーナーの墓地に置かれる。忠誠度が1以上残っている場合、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は5/5の破壊不能のクリーチャーとして戦場に残る。




まず、マジックの黄金律により「できることよりできないことが優先される」ため、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がクリーチャー化した際の「軽減する」効果より《焼却》の「軽減されない」効果が優先されます。そのため、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は5ダメージを負います。


プレインズウォーカーはダメージを負うと、その分の忠誠度を失いますので忠誠度が5減ります。このことで忠誠度が0になると、状況起因処理によって死にます。

ただ、クリーチャーとしては破壊不能を持っているため、致死ダメージによっては破壊されません。そのため忠誠度が残っていた場合は依然5/5の破壊不能のクリーチャーとして残ります。





問3)
 


答え 2体とも攻撃。どのようにブロックされても《腐臭ネズミ》に《アドレナリン作用》と《放たれた怒り》を撃てば確実に4点以上のダメージが入って勝利。




《腐臭ネズミ》は潜伏を持っているため、パワー1以下の《書庫の霊》と昆虫トークン2体しかブロックできません。仮に3体でブロックされたとしても、《アドレナリン作用》と《放たれた怒り》で「4/3 二段攻撃・トランプル・接死」になれば、まず先制攻撃分の戦闘ダメージステップの割り振りで、ブロックしたクリーチャーに1点以上割り振ることで倒し、通常の戦闘ダメージステップでトランプル分の4点を本体に割り振ることができます。(正確には、先制攻撃分の戦闘ダメージでも1点分本体に振り割れるのでMAX5点まで与えられます)



結構、戦闘がらみの常磐木のキーワード能力を正確に理解していない人もいるので、今度まとめる機会があればやろうと思います。



問4)


答え 《師範の占い独楽》の3枚見る能力をスタックに乗せ、その後そのスタックにフェッチランドの起動を乗せる



フェッチランド起動に対応して《師範の占い独楽》を壊しに来られると基本的にアド損はしませんが(カードアドバンテージ的にはむしろ得)、現状ライブラリー上にある一番不要なカードを手にするだけでライブラリー操作が無くなりトップデッキ対決での優位はなくなります。
《突然の衰微》ならカウンターできませんし、独楽を失うのは仕方ないところですが先に3枚見る能力を乗せておけば、最低割られたとしてもライブラリーシャッフル後の未来3ターンを操作できます。気楽にフェッチを切る前に一工夫で被害を最低限にできたりします。




問5)


答え(というより自分の考え)  

①…《衰滅》
②…《死の宿敵、ソリン》



攻撃したことにより、相手が何もリアクションを取らなかった、ということはインスタント除去はなく、あったとしてもそれを使わなかった時点で、ゲームを詰められるようになったため無視。

他に白黒で使いそうなスペルと言えば《神聖なる月光》か《荒野の確保》くらいで、《荒野の確保》X=2でオーメンダール様登場とはならなかったので(そこまでキレイに持ってたらスゴイと思うしかないしね)、現状の場で全く役立たない衰滅あたりでも持っているんだろう、と仮定。

そういう考えであれば、あとは盤面だけ計算しておけばOK。脅威となるのはオーメンダール様だけで、盤面だけでも登場はします。
(エンドに人間・クレリックトークン生成、その後《乱脈な気孔》を1体クリーチャー化してクリーチャー5体用意できます)
ただし土地はフルタップとなるため、さらに追加で行動を取ることはできません。


この《不敬の皇子、オーメンダール》に対応できる手段。
実はデッキ的には《龍王シルムガル》で奪うことくらいしか対応できる手段がなく、登場してしまうとライフレースでも相当不利になってしまいます。

ただ、絆魂を防ぐ方法が一つだけあります。単色クリーチャーと戦闘をさせ、そこに《究極の価格》を撃つ。そうすると《不敬の皇子、オーメンダール》は戦闘ダメージを与えることができず、大幅にライフを回復されることを阻止できます。

《不敬の皇子、オーメンダール》に攻撃された場合。《憑依された死体》を戦場に戻し、そこから生まれたスピリットトークンでブロック→《究極の価格》で対応できます。

《不敬の皇子、オーメンダール》をブロッカーとして用意しそうな場合。こちら側が単色のクリーチャーだけで攻撃すれば、ブロックされたクリーチャーに《究極の価格》を撃てば対応できます。




トップデッキで《龍王シルムガル》を除去できるカードを引かれたとしても、その分のマナを費やせばオーメンダールは出てきませんし、それ以前に《保護者、リンヴァーラ》はタップ状態で帰っていくため、あまり意味がありません。
やぶれかぶれに《衰滅》や《次元の激高》を撃ってきたとしても相手は《不敬の皇子、オーメンダール》を出せる可能性がつぶれ、こちらはゾンビが戻ってきますからね。
《罪人への急襲》 +アンタップインの土地だと若干怪しいですが、自身もクリーチャーを多用しているデッキなら使ってはこないだろうな、ということで無視しました。(9割勝てる、と思った時点での残り1割はこういう部分です)




ただし、《死の宿敵、ソリン》を引かれた時だけ、龍王シルムガルを除去されつつライフ回復までされてしまい、さらに(相手が余程の深読みをしない限り) 《死の宿敵、ソリン》は生き残ったままとなるため、次ターンにゲームが決められない挙句、粘れる土台を与えるチャンスとなってしまいます。返しの攻撃で《死の宿敵、ソリン》を倒すことができるとはいえ、対戦相手のライフを詰めることはできず、1ターン以上稼がれてしまうため、盤石な場面での《不敬の皇子、オーメンダール》降臨が現実的になり逆転される可能性が上がってしまいます。



当然こちらも何かを引くことになりますので、それが決め手となることもあり得ますが、実際の対戦時にはこの程度くらいまでは考えました。

実際の試合だと、色々考えながら物事を進めているので意外とスムーズにこういう発想まで辿り着いたりするものだったりして、いきなり盤面だけ見て答えるのは難しいかもしれませんが、みなさんはどういう発想になりましたでしょうか?







以上、クイズ5問分の解答(例)でした。みなさん、どうでしたか?
今後もパッと思い付いたらいくつか問題を作っていこうと思いますので、超不定期にはなると思いますが、よろしくお願いします。




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