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増えよMTG人口

 こんにちは、ユキです。
 先週は休みになってしまい、すみません。
 紳士の覚醒、今回は五回目です。
 今回は実際にマジックを手に取ってもらった時のカードやルールの説明へのアプローチについてです。

 インスタント。
 それだけを聞いて「相手のターンにも使えるなんて……」などと想像出来るのはマジックプレイヤーだけです。
 大抵の方は「あぁ、カップ麺か」と思う事請け合いです。
 マジックの用語やルールは「簡単かつ分かりやすく」伝えてゆかねばなりません。ここで皆さんのイメージ力や説明力が問われます。
 「インスタント構えておけば、土地はアンタップ状態のまま相手のターンに回せるから、相手はそれを見越して動きを制限されるしこっちは選択肢が増える……」
 「ここであえて奥義を使わずに小プラス能力を使えば、相手は奥義を警戒してプレインズウォーカーを攻撃しようと思うから、結果としてライフは減りにくいよね……」
 などと専門用語と単体で意味の通らない日本語を連ねては、チンプンカンプンですよね。相手のカードゲーム知識やファンタジー知識の量にもよりますが、カードタイプや場などの用語は簡単にたとえられたら良いですね。初心者用のルールブックなどにもその例がありますのでしっくりくるものや分かりやすいものを使ってみてください。

 「土地は魔力の元。土地が多いと使える魔力が増える。不動産が多いと資金が多いから自由度が上がる事に近い」
 「ソーサリーとインスタントは使い切りの魔法。ミサイルやかめはめ波みたいに一発撃ったら瞬間的な効果を発揮して終わり」
 「アーティファクトは魔法の道具。道具だから出したら基本的に場に残る。宝珠みたいな魔法のアイテムっぽいもの、剣みたいな武器っぽいものも、色々ある。道具は思想に関係ないからどんな色でも使える」
 この様に、ルールブックなどにある言葉に、少しのアレンジを加える事でイメージしやすくなります。

 そしてこのたとえは、説明をする皆さん自身のアレンジで如何様にも変えられます。自分がたとえやすいもの、相手にとって馴染みのあるものによってバリエーションがありますので、ぜひひとつ分かりやすい例えを持っていてください。
 なんだ簡単じゃないか。こんな内容で良く記事が一本出来るなと思うかもしれません。簡単だと思うという事は、誰でも出来るという事です。皆さんぜひ、分かりやすいたとえで説明力を上げて下さい。

という事で第五回はおしまいです。
次回は「紳士の務め~ただし変態は除く~」を予定しています。

 皆さんは面白いたとえを耳にした事はありますか?


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マジック・ザ・ギャザリング
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