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激流に身を任せどうかしている。


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#これはカジュアルプレイ・初心者・初級者の方をメインに見据えた記事です。
 中・上級者の方はニヤニヤしながら適宜アドバイス下されば助かります。

どうも。今回も「当時のスタン」デッキをご紹介からスタートさせていただきます。
クリーチャー(10)マナ枚数
ラゴンナ団の先駆者(白)4
魂火の大導師(1)(白)2
百手巨人(2)(白)(白)2
天界の執政官(3)(白)(白)2
呪文(28)マナ枚数
タイタンの力(赤)4
群衆の決起(赤)4
果敢な一撃(白)4
跳ね返す掌(赤)(白)4
マグマの噴流(1)(赤)4
かき立てる炎(2)(赤)(赤)4
群衆の掟(4)(赤)(赤)2
払拭の光(2)(白)2
土地(22)マナ枚数
平地10
8
凱旋の神殿4

さて前回、ここで記事を書かせてもらってちょうど10回目でしたので、いい機会かなと意気込み的なものをうたわせてもらったのですが、そのコメントでまあ実にふさわしいものを頂いたのでちょっと引用しますね。こんなんです。

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《吸血犬》のデザイン最高! って思ってたのが今から大体20年前。 
そうして今、こういう新参者の記事を読んで。 
凄く複雑な気持ちです。殺意とか侮蔑、とてもではないですが穏やかではありません。 
筆者にはもう数十年はMTGを続けていただきたい。
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この書き込みを取り上げた要点はふたつ、
ひとつめはすごく熱量を込めてるのに何が言いたいのか全く伝わってこないところです。行が変わるごとに違う人が書いてるのか?ってくらいに話に脈絡がありません。
ふたつめは、昔からMTGやってるからエラい、エラいから何言っても許されると思ってるところ。侮蔑だの数十年続けろだの、この人は私の上司でしょうか。
 
長年やってるだとか大会で勝ってるだとか、なんだったら年齢とか年収とか全部ひっくるめて、ゲームを楽しむということとは無関係ですし、逆に関係付けて考えている人は害悪だとすら思います。もちろん、目上の人や熟練プレイヤーへの敬意はあるべきです。ですがそれはあくまで自発的に敬うもので強制するものではありません。
ところがそれを履き違えたのか、自称上級者が自分をエラいと思い込んで的外れなデカい態度をとるような因習は確かにある。だからと言って「今やっている楽しみ方」「自分なりの遊び方」をとやかく言われる筋合いなんかないんだ!という記事に対してこのコメント。
先に述べた通り、逆説的に非常にふさわしいものだと思い引用しましたが、個人的に虫酸が走るほど嫌いです。
 

というわけで今回のキーカードはこちら。
i1
Deflecting Palm / 跳ね返す掌(赤)(白) インスタント

このターン、あなたが選んだ発生源1つが次にあなたに与えるダメージを軽減する。これによりダメージが軽減されたなら、跳ね返す掌はその発生源のコントローラーに同じ点数のダメージを与える。

いくら嫌いだからといって全部正面きって受けてたら体力もちませんし何よりとてつもなく不毛です。尊大な態度で特に意味のない言葉を発するだけなら、それはパワーがデカいだけのバニラクリーチャーのようなもの。迂闊に踏み込んでくるならばそのままお返ししましょう。
《跳ね返す掌》は非常に美しいカードですが、もっとも優れているのは対象をとらないこと。発生源が何であるか問わないのはもちろん、呪禁や被覆持ちのクリーチャーの攻撃も跳ね返せるという万能のカウンターなのです。この掌から逃れられる相手は少なく、1枚目の《跳ね返す掌》を見せた時点で対戦相手は見えざる2枚目、3枚目に怯えることは受け合い。
相手に(青)(青)が立っていると呪文が唱えられないというジレンマはよく耳にしますが、こちらは(赤)(白)が立っているので攻撃できないという状況を押し付けられます。
 
ちなみに読み方は「はねかえす"たなごころ"」。「手向け」などと同じく「手」を「た」と発音していて、「手のこころ(中心)」という意味です。「掌」という漢字はそのまま「てのひら」と読むこともありますが、漢字自体が「手が開かれている」という意味を持つ会意文字となっているそうです。

閑話休題。続いてパートナーのご紹介。
i2
殴ってくる相手のパワーが今ひとつだなと感じたら、パンプアップ呪文を相手に唱えるのも一つの手です。《タイタンの力》は赤マナ1つで3点とまるで《稲妻》のよう。占術はもちろん役に立ちますし、《果敢な一撃》ならドローまでできます。
《ラゴンナ団の先駆者》は中々の信頼度を持つ壁として運用できますが、相手の出足が遅いようならば上記呪文をこちらに唱えてしまってもOKです。2ターン目に6点のダメージ、占術後にドロー、2/6のクリーチャーが残るのはこのデッキの気持ち良い動きの一つです。

その他にも《魂火の大導師》のバイバック能力、相手が横に並べたら《群衆の掟》などやりたい事は色々と詰め込んでいますが、やはりメインは《跳ね返す掌》。どんなガチデッキに対しても、その勝ち筋がひとつの発生源からのダメージによるものであれば常に逆転の目を残せます。
西遊記のお釈迦様よろしく、傲岸不遜な相手を手の上で転がして反応を楽しむ、そんな楽しみ方も… まあ、たまにはアリでしょうかね。

あなたの反撃デッキ作りのインスピレーションに繋がれば幸いです。


念の為追記しますが「記事・意見への反論は許さん!」なんてことはもちろんありません。的を得た批判や、単純に「面白くない」と言われると《苦悩火》をフィニッシュに使われるくらい悶絶します。
あと、ちょっと内容が尖りすぎてしまった感があるのでゆるいイラストでお茶をにごしておきます。よしなに。

il
フンス!

 
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