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増えよMTG人口

 こんにちは、ユキです。
 紳士の覚醒、第二回目です。
 今回は実際に新規のプレイヤーを探すための第一歩を考えましょう。

 あなたの所属しているコミュニティはいくつありますか?

 少なくとも、「家庭」、「職場(学校)」の二つはあると思います。
 人はそれぞれのコミュニティの中である種の役割をしています。例えば「家庭」では息子であり父であり一家の長という役割を。「職場」では部長であり上司であり部下であり営業の○○さんという役割を。
 では他に何かに所属していますか? そこの人とはどの様な関係を築いていますか?
 当然ですがマジックに関係するコミュニティの属している人を、新しくマジックに誘う事は諦めた方が良いでしょう。友達にはなれるかもしれませんが……。
 では他のコミュニティの人を誘うしかありません。
 そこで、マジックをプレイしておらず、誘えるような間柄の人はいるでしょうか。
 他人を新しいものに誘うのですから成功する可能性が高い方法は
「沢山の人を誘う」
 「親しい人を誘う」
 の二点がシンプルです。下手な鉄砲をとりあえず乱射するか、獲物の癖を知りぬいた精密な射撃をするかです。

 いずれにしろ大切なものがあります。
 コミュニケーション能力です。
 他人とのやり取りに使うコミュニケーション能力、説明する時に使うプレゼン能力などは、一部の人だけが特に優れている能力で必要ない人には必要ないと考える方が多いと思います。
しかしマジックを誘う以外にもこれらの能力は生活や仕事に必要な力です。

所属しているコミュニティが少ない、知り合いが少ない(もしくは極端な偏りがある)方は、残念ながらコミュニケーション能力が少ない方が多い傾向があります。そして第一回のような不審、不衛生、内弁慶、無愛想、自己中、唯我独尊なプレイヤーとしてマジック全体のイメージダウンに著しく貢献して下さっています。マジック関係のコミュニティにしか話せる知り合いがいないので、どうしてもコミュニケーション力が落ち、対人ゲームであるのに思慮や配慮の欠けた事をしてしまいがちです。

ですので、新しい人を誘いたいと考えている人は、ぜひ「新しいコミュニティへの突入」をおすすめします。
新しい人との出会いは、マジックへの誘いが上手くゆかずとも、あなた本人のコミュニケーション力を必ず上げてくれます。
 ちなみに私は職場と家庭以外のコミュニティでは、学生時代からお世話になっている「地域の国際交流コミュニティ」「地域の読書好きコミュニティ」に未だ時折お世話になったり、「地域のアナログゲーム好きコミュニティ」に足を突っ込み楽しくやっています。そこでは直接マジックの話をしたりはしませんが、上手い例え話やプレゼン力で参考に出来るものが多く見付けられます。
 人間的な力も必ず上がりますよ。

という事で第二回はおしまいです。
次回は「妥協点を見付ける~年収1000万は夢だ~」を予定しています。

 皆さんは、周りで「この人マジックに誘えそう」と思われる方はいますか?


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